プロジェクトマネジメントにおける顧客要求と当社要求の融合です

プロジェクトマネジメントでは、顧客の要望と会社の要望を融合させることが重要ですが、うまく融合させないと余計な作業量が増えてしまいます(資料2セット)、正村さんのやり方の一部を紹介しましょう。

①フェーズ対応です

APQPマニュアルでは、プロジェクトマネジメントにおいて、新製品の開発プロセスを5段階に分けています。

然正村は長年の試行錯誤と探究によって、T(- 4)、T(-3)、T(-2)、T(-1)、T0、T1、T2、T3という特徴のある段階に分けてプロジェクトを進めてきました。

T(-4)/(-3)は顧客製品設計段階(正村が顧客のために製品を設計したり、顧客の共同設計を手伝ったりする)に対応して、終了マークは図面ロックです。

T(-2)/(-1)は金型設計検証(正村製品の製造可能性評価と検証)に対応し、金型図面ロックを終了フラグとします。

T0:お客様が量産したOTS部品に対応して、終了フラグはお客様にOTSサンプルを承認します。

T1:顧客PPAP件承認に対応し、終了フラグは顧客承認PSWです。

T2:顧客の初期管理段階に対応して、合格率と生産能力が標準に達したことを終了マークします。

T3:我が社の量産段階に対応します。

二、資料の融合です

正村の顧客グループは日系、アメリカ系、ヨーロッパ系と民間企業などをカバーします。各顧客の製品はそれぞれ異なる要求を持っており、それぞれの顧客の製品要求を満たすために、正村の資料の型の設計は異なる要求を融合する必要があります。例えば、PPAPファイルのプロセスフロー図、PFMEA、コントロールプランを例にとると、通常、新しいプロジェクトを開発するには、完成したフロー図、PFMEA、コントロールプランを作成する必要があり、手間がかかりがちです。正村さんは、フロー図、PFMEA、コントロールプランをA、B、Cの3つに分けて、AとBを固定化し、Cを組み合わせることで、資料と顧客ニーズのマッチングを実現することで、AとBの資料の重複を減らしています。

Aは共通性を最大化しています

Bは製品の家族の共通性-家族の製品をカバーします

C個性を最大化するためには-個々の製品が必要です

A B Cは含まれません

BAC0298を例にとると、データベースから混錬糊と成形中のA+B+C対応のフロー図、PFMEAとコントロールプランを抽出することで、顧客が必要とする3大ファイルをスピーディに提供できます。

現段階では各業界が「内巻」にはまり込んでいますが、どのように顧客要求と会社要求を、コストを増やさずに融合させるかは経営層の知恵であり、正村は融合の道を絶えず模索し実践していきます。